性病による体の異常と抗体反応

クラミジアは日本でも戦前から多く見かけられた性病です。
当時は衛生環境が劣悪だったために、目や口の中などにも感染して、結膜炎や扁桃腺炎などを起こすことが多かったのですが、現在では衛生環境が整っているので、クラミジアによる結膜炎などは少なくなっています。
性病は体の異常が出ないと医療機関を受診することがないので、クラミジアなどは内科などで抗生物質を投与されて完治してしまうことがあります。
梅毒や淋病などは体の様々な部分に異常な状態になるので、性病科などの専門の医療機関で適切な治療を受ける必要があります。

梅毒は世界でも最古の性病と呼ばれるほど有名なもので、治療法も確立されていますが、日本では耐性菌が多いとされていて、感染者が年々増加しています。
耐性菌は専用の抗生物質が効かないので、投与してから抗体検査をして反応の有無を確認しないと、抗生物質の効き目を確認できないので、重症化するリスクがあります。
梅毒は重症化すると最終的には死亡するリスクがありますが、現在では先進国で梅毒による死亡例などはほとんどないので、治療をすれば短期間で完治が可能です。

ウイルス性の性病に感染すると体内にウイルスが残るので、再発するリスクがありますが、ヘルペスに関しては外用薬で治療ができるので、水泡ができはじめたら薬で治療をするだけなので、感染のリスクはほとんどありません。
HIVやB型肝炎に関しては現在でも治療法が確立していないので、感染するとウイルスの増殖を抑制するしか方法がありません。
HIVなどのウイルスはDNAをコピーすることで新しいウイルスを作り出しますが、抗ウイルス薬を服用することで新しいウイルスができにくくなるので発症を防ぐことができます。